民泊や旅館業の物件では、後から消防設備を設置するケースが多くあります。
しかし「せっかくリフォームで綺麗にしたのに、配線が露出してしまった…」という声も少なくありません。

実は、リフォーム工事と同時に消防設備を設置することで、美観とコストの両方を改善できるのです。

●リフォームと隠蔽配線の関係
リフォームでは壁や天井を開口する工程が発生するため、
そのタイミングで消防設備の配線を壁内・天井内に通す“隠蔽配線”が可能になります。
これにより、外観を損なわずに機器を設置でき、配線モールも不要になります。

特に特定小規模自動火災報知設備（特小）では、
各感知器や受信機を無線で連携するとはいえ、一部の電源線は必要になるため、
リフォーム中の配線準備ができるかどうかが仕上がりを大きく左右します。

●リフォーム時に打ち合わせしておきたいポイント
電気工事業者と配線ルートの共有
→ 天井裏や壁内に電源を取る位置を明確にしておく。

仕上げ時期の確認
→ 先に壁を塞いでしまうと配線ができなくなるため、順序の調整が大切。

消防設備図面を先に確定
→ 設置位置を事前に確定しておけば、スムーズに隠蔽施工が可能。

●リフォーム中に相談するメリット
・露出配線が不要で見た目がスッキリ
・工事回数をまとめられてコスト削減
・リフォーム後の追加工事リスクを防止

●まとめ
消防設備の設置は「後回し」にされがちですが、
リフォームと同時進行で検討することで、最も効率的かつ美しい仕上がりが実現できます。

民泊防災PROでは、リフォーム業者様と連携した隠蔽配線施工の実績が多数ございます。
これからリフォームを予定されている方は、ぜひご相談ください。